国土交通省は2007年1月9日、マフラー(消音器)を交換したり改造した自動車やバイクの騒音について苦情が多いことを受け、規制を強化することを決めた。新車の純正マフラーに義務付けられている走行中や加速時の騒音基準を交換用にも適用し、基準をクリアした交換用マフラーの普及促進のため、国の認証制度も導入する。
道路運送車両法施行規則を7月に改正し、2008年1月以降に製造される車で純正以外のマフラーに交換するケースから順次、規制対象とする。同省は、騒音の軽減や悪質な改造の排除につながると期待している。
国交省によると、交換マフラーの装着率はバイクで3−6割というデータもあり、騒音に対する苦情も多く寄せられているという。
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