時事ドットコムより
二輪車の販売が下げ止まらない。日本自動車工業会によると、今年1~6月期の国内出荷台数は、前年同期比22.2%減の20万5678台。このペースが続くと、今年は40万台前後となり、ピーク時の1割強まで落ち込む。折からの不況に加え、駐車場不足などマイナス材料に事欠かず、しばらく厳しい状況は続きそうだ。
国内出荷は1982年の約329万台をピークにマイナスに転じた。若者の関心の薄れや軽自動車へのシフトなどが背景にある。減少率は、2000年以降は緩やかだったが、昨秋の金融危機で加速した。
全車種が新しい排ガス規制の対象となり、環境性能を高めるための部品コストが上乗せされて小売価格がここ数年、上昇。06年に二輪車が駐車違反の取り締まりの対象となったことも、バイク離れに拍車を掛けた。
◇今年1~6月期の国内出荷台数や生産台数推移など
・2009年6月の自動車生産実績 – 二輪車。日本自動車工業会
・二輪車の生産、販売、保有の状況 – 日本自動車工業会
◇駐車場不足などでバイク離れが進む
・二輪の生産終了が止まらない~排出ガス規制・騒音規制の影響 – 日経トレンディネット(4月28日)
・二輪車、社会の逆風受け若者離れ止まらず―自工会調べ – エキサイトニュース(2008年4月15日)
・二輪車の駐車場不足 – フジサンケイビジネスアイ(2007年7月14日)
◇メーカーは団塊世代に望み
・リターンライダーへの道 – 日本二輪車協会
・リターンライダー – バイク用語辞典
・オートバイもへ~んしん!…中高年・女性つかめ – 読売新聞(2006年5月21日)
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